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「最近、自分のための時間を全然取れていないんです」
家族介護をしている方からよく聞きます。親のことばかり考えて、自分のことは後回し。気付いたら、自分が倒れてしまう寸前まで頑張っている——これは介護現場で本当によく見る光景です。
結論からお伝えします。介護中の家族にこそ、『朝の珈琲一杯の時間』を作ってほしいのです。たった10分の珈琲時間が、介護を続ける心の余白を生みます。
私は理学療法士・社会福祉士として現場で18年、いまは施設の相談員として、介護中のご家族と毎日接しています。そしてもう一つ、本気でやっていることがあります。スペシャルティコーヒーの豆を自分で焙煎して、ハンドドリップで淹れること。
今日は、専門職としての視点と、珈琲探検家としての視点を合わせて、**介護者のセルフケアとしての『珈琲一杯の時間』**についてお伝えします。
『珈琲一杯』が介護者にもたらす3つのこと

1. 自分のための時間を、罪悪感なく確保できる
介護者は、自分の時間を「贅沢」と感じて削ってしまいがちです。でも、コーヒーを淹れる時間は『家事の延長』として、罪悪感なく取れる。これが大事です。
10分間、お湯を沸かして、豆を挽いて、ゆっくり淹れる。この手を動かす時間が、頭の中の介護のことから一瞬離れる「呼吸」になります。
2. カフェインと香りで、自律神経が整う
カフェインには集中力・覚醒を促す働きがあり、コーヒーの香り(アロマ)にはリラックス効果があるとされています。一見矛盾するようですが、「シャキッとしながら、心は落ち着く」——これが介護者にとって理想の状態です。
ただし、飲みすぎや夕方以降のカフェインは睡眠を妨げます。朝〜午後早い時間に1〜2杯がおすすめ。
3. 親と「同じテーブルにつく時間」を作れる
もし親が一緒に飲めるなら、コーヒーは家族のコミュニケーションの入口になります。
「お母さんも一杯どう?」と聞くだけで、介護の会話とは違う親子の会話が戻ってきます。これは認知症のご家族でも、香りの記憶が引き出してくれる、温かい時間です。
カフェインが気になる方には、**ノンカフェインコーヒー(カフェインレス)**もあります。親の好みや体調に合わせて選んでください。
介護中の家族が『珈琲時間』を続ける3つの工夫
工夫①|ハードルを下げる道具を揃える
毎朝のドリップが負担にならないよう、シンプルで使いやすい道具を1セット用意しましょう。
おすすめは:
工夫②|「10分」をスケジュールに入れる
「時間があったら飲む」では続きません。朝の10分を『コーヒー時間』として、家族に宣言してみてください。
「お母さん、10分だけ私のコーヒー時間にさせて」
この一言を伝えるだけで、家族の協力も得やすくなります。介護に向き合うために、まず自分を満たす——これは現場で何度も見てきた、続く介護の共通点です。
工夫③|疲れた時は、無理せずプロに頼る
正直、コーヒー1杯では追いつかないほど疲れている家族もいます。
そういう時は、訪問介護・デイサービス・ショートステイなどのプロの手を借りることを、担当ケアマネさんに相談してください。自分を犠牲にして倒れる前に、サービスを増やす——これは介護を続けるためのプロの選択です。


ポケットに入れて帰っていただきたい、ひとつだけ
最後に、今夜あなたのポケットに入れて帰っていただきたいひとつだけ、お渡しします。

介護で自分を後回しにしないために、『朝の珈琲時間10分』を作る。 たった10分が、介護を続ける心の余白になる。
現場で見てきた**「介護を長く続けられている家族」の共通点**は、自分にも一杯のコーヒーを淹れる時間を持っていることでした。「自分を満たす」のは贅沢ではなく、介護を続けるためのプロの技です。
次の行動|明日の朝できる3つ
明日の朝、次の3つから1つだけを試してみてください。
3つのうち1つだけでいいので、明日の朝に動いてみてください。
メガネのInstagramとthreadsは、珈琲のアカウントになっています。
素人ですが楽しく投稿していますので、よろしければ遊びに来てください!


珈琲一杯分の時間、お付き合いありがとうございました。今夜は、自分のために淹れる1杯を。
メガネ
出典・参考
- 全日本コーヒー協会「コーヒーと健康」 https://coffee.ajca.or.jp/
- 厚生労働省「健康日本21(休養・心の健康)」
- 一般社団法人 日本コーヒー文化学会
- 公益社団法人 日本理学療法士協会
※カフェインの摂取量や体質への影響には個人差があります。 高血圧・心臓病・睡眠障害などの持病のある方、薬を飲んでいる方は、必ず医師にご相談ください。 ※本記事には、Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト、介護転職/介護資格のアフィリエイトリンクが含まれます。
最終更新日:2026年5月

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