メガネのぼやけた世界:現場で本当に使っている道具5つ——3つの資格を持って気づいたこと

現場で本当に使っている道具5つ——3つの資格を持って気づいたこと

これはアフィリエイト記事ではありません。「この商品を買ってください」という話でも、「プロおすすめのベストバイ」でもなく、3つの資格の学習と現場経験を通じて「これがないと仕事が回らない」と実感したものだけを書きます。ケアマネジャー・社会福祉士・理学療法士——職種は違えど、共通して使うものがある。そして、職種をまたいで使いこなすことで、見えてくる視点がある。今回はそういう話です。

4色ボールペン・メモ帳・手帳・パルスオキシメーター・メジャーが並ぶ机のイラスト

1本目は、4色ボールペンです。 現場の記録は、色で命が変わるかもしれないと思っています。黒は本文、赤は緊急・重要事項、青は確認済み、緑は家族からの情報——こんな使い分けを、ケアマネジャーも理学療法士も社会福祉士も、それぞれのやり方でやっています。4色ボールペン1本に統一することで、バッグの中がシンプルになり、書くことへの心理的なハードルが少し下がります。訪問中に走り書きした一言が、後日カンファレンスで重要な情報になることがあります。書く道具は、道具の中でも最も地味で、最も重要なものかもしれません。

2本目は、パルスオキシメーターです。 理学療法士として最初に使い始め、今は3資格すべての視点で欠かせないと感じています。指先に挟むだけで、酸素飽和度(SpO₂)と脈拍数が数秒でわかります。在宅の現場では「なんとなく元気がない」「顔色が悪い気がする」という場面が少なくありません。そのとき、数値として見える化できることで、主治医への報告がずっと具体的になります。「SpO₂が92%です」という報告は、「なんか顔色が悪いです」よりはるかに早く、適切な判断を引き出してくれます。高額なものは必要ないと思いますが、「安すぎるものは誤差が大きい」ということも現場で学びました。

3本目は、コンパクトなメジャー(巻き尺)です。 理学療法士にとっては「関節可動域の測定」「10メートル歩行テストのライン確認」、ケアマネジャーにとっては「住宅改修の採寸」「段差の高さの確認」、社会福祉士としては「本人の生活空間のアセスメント」——3資格すべてで、メジャーを使う場面がありました。コツは「5メートル以上測れるもの」を選ぶことで、廊下の長さや部屋の広さを測る機会が意外と多く、短いものでは何度も測り直しが必要になります。

4本目は、週間バーチカル手帳です。 スマートフォンのカレンダーも試しました。でも結局、紙の手帳に戻りました。理由は単純で、「一目で週全体が見えること」の安心感が違うからです。訪問の時間・担当者会議・書類提出の締め切り・研修の日程——これらが一枚の紙に並んでいると、頭の中に地図ができます。バーチカル型(縦に時間軸が並ぶタイプ)は時間の密度が一目でわかるため、「この日は訪問が詰まりすぎている」「この隙間に書類仕事を入れよう」という判断が速くなります。

5本目は、小さなメモ帳(A6サイズ)です。 現場では、スマホを出す間もなく次の情報が飛んでくることがあります。担当者会議の場でメモを取るとき、訪問中に家族から突然「あ、そういえば……」と大切な情報が出てくるとき——そのとき、手元にA6サイズのメモ帳と4色ボールペンがあれば、1秒で書き始められます。「書ける状態にある」という準備が、情報の取りこぼしをなくすのかもしれません。

5つ挙げてみて気づくのは、どれも派手な道具ではないということです。高価でも、最新技術でも、特別な資格が必要なものでもない。でも現場では、「シンプルで使いやすいものを、すぐに出せる状態にしておくこと」が一番大切だということを、繰り返し感じてきました。理学療法士・社会福祉士・介護支援専門員の学習を通じて気づいたのは、どの職種も「観察して、記録して、連携する」という流れは同じだということです。その流れを止めないための道具たちです。

珈琲一杯分の時間、お付き合いいただきありがとうございました。

メガネ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

メガネのアバター メガネ 理学療法士、社会福祉士、ケアマネ

PT(理学療法士)×社会福祉士×ケアマネジャーの三刀流。
介護の現場で感じたことを珈琲一杯分ずつ率直に届けます。
コーヒー好き。

📝 note:介護の気づきや考えをゆるく投稿
🐧Xは介護のつぶやき、Blogとnoteの告知
☕ Instagram:珈琲アカウント
💬threads:ゆるく、つぶやいてます

メガネのURL・SNSのリンクまとめは下記にて
👇👇👇
megane-care.megane19851202.workers.dev

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次